SSブログ

映画ドラえもん 新のび太の大魔境 [映画・エンタテインメント]

ドラえもん映画見てきました。
昨年は次郎と夫だけで見に行ったのですが、今回は家族全員で。
なぜなら昨年藤子F不二雄ミュージアムに行った時から気になっていた作品だったからです。
あの施設の屋上にある原っぱの一番奥、ピー助とのび太たちがいるその奥の草むらにひっそりたたずんでいる犬の像。それが今回の映画の要なのです。

とはいってもさ~、ほらもう声全員違うんでしょ~
ドラミは千秋だっていうし、やっぱドラえもんはのぶ代じゃなきゃ!
と、おっしゃる大人のあなた!今のドラえもんを知らなさすぎます!
食わず嫌いはいけませんよ!

確かにちょっと前は視聴率を取りたいばかりにめちゃくちゃな改変をした時期があったようです。
なんか背景が手書きっぽくなってたり、巷のタレントほいほいゲスト出演させたり。
私もそのころちょろっとテレビを見てうへぇ~となった一人でした。
ですが今はそんなことはないのです。
むしろ原作により忠実に沿うように、品行方正なお母さんのようなドラえもんから、過激なことをポンポンいう、えげつない友達に戻っているのです。
懐かし番組なんかで見るとよくわかるけど、我々が見ていたころの方が実はめちゃくちゃ。
2005年に声優を全替えした時に原点に戻ったのだそうです。(詳細はwikiや声優のあちらこちらのインタビューでも書かれています)
確かに毎週金曜のアニメ放送を見てると2本立てのうち1本は季節や時事に基づいたおふざけ感の強いものですが、もう一つは必ず原作ある過去の焼き直しの話。これは大人も懐かしいし、コミックスを買い集めてる子供たちも「あ、これ○巻の話!」等うれしいようです。

で、この映画も過去の焼き直しの作品。
藤子F不二雄氏が「大長編ドラえもん」として映画用に作られた作品です。
で、この「大魔境」はシリーズの3作目にあたるもの(ちなみに1作目はピー助の「のび太の恐竜」)
なので幼少の頃映画館でみた大人も多いかもしれませんね。私は見てないけど。

でもなぜそんな私が見たくなったかというと、最初に書いたように藤子F不二雄ミュージアムの原画展で見た、たった数ページで涙したのがこの「大魔境」だったからです!
あのシーンが「新」でどうなるのか、期待半分、不安半分で映画館に向かったわけです。
前日はよく寝たから上映中に寝ることもなくってよ!!


で、感想。

不安は一掃されました!
うん。スタッフ頑張った!
原作とほとんど同じです。
多少違う点はありますが、そうすることでより感動するようになったし、あとは現在はちょっと問題があるから(神成さんが空き地で燃やしちゃうシーンの変更)だったりするだけで。
私待望のあのシーン?もちろんよかった!
原作はセリフがないシーンだったのをきっとべらべらしゃべらせちゃうんだろうなぁ~って思ってたら、きちんと再現できてました。よかった。泣いた。あのシーン、来る来る、来た――――ってなっちゃった分半減だったけどそれでも泣いた。
原作をきちんとリスペクトして、大事にしたい人が作ったんだなぁっていうのがよくわかりました。
ペコも姫様も映画の方がかわいかったしね。

というわけで★★★★★
ジャイアン好きのあなたに。

androidapp/175201403221155001602163997.png
左がパンフレット、右が原作。



大長編ドラえもん (Vol.3) のび太の大魔境 (てんとう虫コミックス)

大長編ドラえもん (Vol.3) のび太の大魔境 (てんとう虫コミックス)

  • 作者: 藤子・F・不二雄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1985/08
  • メディア: コミック



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。