おしゃれBBQを焼いてみた（後編）

と、前置きはこのくらいにしてやっと焼きに入るわけですが。

元ボーイスカウトの夫は火おこしはものすごくうまいけど、さて何を焼くかとなると、焼きそばとさんまさえあればいいよ～あとは肉ね～程度のおまかせモード。なのでメニューは私次第なのです。さてどうするか。

久しぶりのバーベキューだし、ちょっと趣向を変えたいな～とぽちぱち調べて出てきたのが「BBQ芸人、たけだバーベキュー」氏の名前。
あ、なんかこの人聞いたことある。芸人さんの間で重宝してる超すごいバーベキューの達人だとか。
で、そのブログを読んでると確かにすごい、面白い！
ものすごく凝ったメニューを紹介するBBQレシピ本はたくさんありますが、この人の場合、簡単！豪快！華がある！そしてそれを初心者でも実行可能なレベルで紹介してくれるんですねぇ。
これは神！著書をわざわざアマゾンで購入（本屋にはなかった）して、読みに読んで、近所のお店をいろいろ駆けずり回って、我が家でも調達可能なメニューを考えて臨んだ次第です。

先にも書いたように夫は火おこし、私はAKBでいうところの総監督みたいなポジションにいたため、料理の写真があまりないのが残念なのですが、たけだ氏の著書から学んだのは二点。
一つは「肉は塊で焼け！」ということ、
もう一つは「できる下ごしらえは家でやってくる！」ということ。
この二点だけでとても素敵なBBQ体験になること請け合い！でした。

まず火おこし中に出したのが
・ミニきゅうりの一本漬け。
八百屋さんに小さいひん曲がりキュウリが安く売られてたので、竹串に刺して塩をまぶしてジップロックに。
あっという間に子供たちに食べられてしまいました。

ならば働いてもらおう。
子供たちは大人と同じようなお仕事をするのが大好き！
モッツァレラチーズ（一口サイズ）とプチトマトを２年生二人に切ってもらい、楊枝で刺して、塩コショウとオリーブオイルをかけたら
・ピンチョス
の出来上がり！

これらと温めるだけで食べられる
・冷凍やきとり
・骨付きウインナー
をつまみながら、100均で買っておいたシールやペンを使って自分のコップをデコったり、名前を書かせたりします。

小腹が満たされた子供たちは、どこかに遊びに行ってしまいました。
ほぼ初対面なのに、このコミュ力の高さは子供ならではだよなぁ。

ならば、そのうちに肉だ、肉！

たけだ氏の教えを守ってまず出されたのが
・外国産の厚切りステーキ肉。
どこだったかな。オーストラリアかアメリカか・・・わすれた。これだけ大きくて1000円しないその安さ。
網で焼く場合、国産のようにあまりに脂分が多いと燃えちゃうのでこういう赤みの多い肉の方がいいんですって。
家で肉たたきで叩き、塩コショウをしておいたので、現地では網で焼くだけ～。
焼いたらホイルに包んで数分蒸らした後に切り分けます。
きれいなキッチンばさみがあればちゃっちゃと切り分けられるので便利～。100均だけど切れ味十分！
蒸らしたおかげで肉汁たっぷりだけど、やはり子供には噛み切れない固さだな。こりゃ。
というわけで、大人だけで平らげます。
お店で売ってた冷凍レホール（西洋わさび）をつけるとうんまいんだ！これが！

よーし、調子乗って焼いちゃうぞ～！
これが本日メインの
・シュラスコ！
こっちはちょっといいお肉。ローストビーフ用の国産肉です。といっても近くに市場があるので安く、簡単に手に入ります。
これにたっぷり塩こしょうして、これまた100均で買った串を刺してぐるぐる回しながら焼くだけ！
なんだ専用の高いBBQ用の串じゃなくても十分じゃん！

火が通ったところから包丁でそいで、また焼く。
ちょっとピンクでもたたき用のお肉なので大丈夫。
凝り性の男性がきれ～いに切ってはきれ～いに並べてくれました。
これにさっきのレホールもいいけど、前日仕込んでおいたモーリョ（玉ねぎトマト等をみじん切りにしてビネガー漬けにした野菜ソース）をつけるとあらおいしい！
もうさ、この歳だと肉だけっていうのはきついんだよね。
だけどこれつけたり、サニーレタスに巻くとパクパク食べられます。
モーリョよかった。モーリョおすすめ。

この他にも夫希望の
・さんま
・焼きそば
・冷凍焼きおにぎり
・タンドリーチキン
もやりました。
タンドリーチキンは私の自慢手抜き料理の一つなんだけど、これも事前に漬け込んでおくだけ。
ヨーグルトにカレー粉、塩、チューブしょうが、おろしニンニク（あれば）、ガラムマサラ（あれば）を混ぜ込んだものを塩こしょうした鶏肉に塗ったくってジップロックしておくだけ～。あとは焼くだけ～。ジップロック、最強！
前の晩に冷凍庫から出しておいたけど、解凍してなくてちょっと焦ったけど、柔らかく焼けました～。
おうちで焼くときはオーブン・フライパンでもいいけど、くっつかないホイルに乗せて魚グリルで焼くと簡単でパリッと焼けます。

ちょー盛り上がってる子供たち。
本当に初対面なのか！？

おとなしめ太郎は一生懸命４歳の女の子の相手をしています。
ママは「太郎君のおかげで助かるわ～」って言ってくれたけど、パパはあまりの仲良しぶりに気が気じゃなかったみたい。
ずーっと二人でテントにいたからね。
葉っぱ相撲とかしてたみたいですね。

ハロウィン期なので係りのお兄さんがこんな格好して周ってました。
ハメルンの笛吹よろしく子供たちがついてまわってました。


退出時間が15時なのだ！ぜ～んぶ片づけて退出する時刻が15時なのだ！１分でも超過するわけにはいかんのだ！さ、デザートデザート！
子供たちにマシュマロを焼かせます。
カルディで売ってるロッキーマウンテンマシュマロはパッケージに炎の表示がついてます。
そうBBQにうってつけのデカサイズなのです。

焼けたらそのまま食べてもおいしいんだけど、チョコシロップと一緒にクラッカーに挟んで食べるとサイコーのデザートになります。
これは子供たちがよく行くキャンプの定番デザート。そこではピポパポと呼ばれています。そ。○永のエ○ゼルパイ。
でももりつけ皿の上で食べるなよ～


食べたらさあ、片づけだ片付けだ！撤収撤収～！
ワンタッチテントがなんだかうまく収まらず、５人がかりでいじってもうまくいかず、仕方ないので適当にたたんだ状態でそのまま車に詰め込む、詰め込め！
ワンタッチって、開くのは簡単だけど、たたむのは簡単じゃないんだよねぇ。

あっという間の４時間でしたが、無事に、楽しく終えることができました。
準備は確かに楽ではなかったけど、現地ではお父さんたちが頑張って焼いてくれたので、当日は楽ちんでした。
今度は春かな。
肉はやはり塊で！

４人の学生がみなお父さんになり・・・


子供が生まれて大きくなった！
そりゃ老けるわけです、我々も。



■ワイルドマジック　http://wildmagic.jp/

豪快バーベキューレシピ

• 作者:
• 出版社/メーカー: 池田書店
• 発売日: 2013/04/05
• メディア: 単行本

コメント 4

近所なのに、こんな施設があるの知らなかったよ。

野外料理は、とりあえず、すぐつまめる物を持って行かないと、
料理が出来るまで、子供が（大人もだけど）時間持たないんだよね。

うちは、私が面倒くさがりなので、もっぱら、チップ＆ディップとか
ゆでたトウモロコシだったりするけど、
とにかく、キャンプ料理は「何かつまみながら」です。



by Ｋ (2013-10-19 22:43) 

この辺りに勤めてる人や住んでる人もいますので、自分の職場ビルや住んでるマンションを眺めながら一杯って酔えるんだろうかって思いますけどね・・・。
Kちゃんファミリーも多分「こんなチャラいのキャンプじゃねーやい！」って言うと思いますけど、女子受けは抜群でしょうね。雰囲気とサービスを金で買うって感じです。

週末はハロウィンイベントで仮装して行くとお菓子もらえるみたいですよ。（キャンパーもお菓子を用意しなければならない）
イベントは自由に入場できますからお時間ありましたらどうぞ。
by tom (2013-10-20 00:31) 

近所の公園や、友達の家の庭でのバーベキューは、
昔（東京に住んでないとき）はよくやったので、
近いのは便利だとは思うよ。

家は、いっぱい食べるので、利用料がかかると
その分、食材に回すお金が減るので、
利用料高いところには行けないけどね・・・

近所の人でも、パパが忙しくて遠出が出来なかったり、
あんまりアウトドア好きじゃないけど、
ママが
「子供が男の子だから、ぜひ、キャンプを！」
みたいな人たちが話をしてて、
「近くて、道具も全部貸してくれるから・・・」
みたいな話は聞いたことあるんだ。
場所まで、きちんと聞いてなかったけど、
多分、ここの事なんだろうな。
by Ｋ (2013-10-20 16:29) 

多分ここだねぇ。
火おこしも、炭の回収もしてくれるから（お金を払えばゴミの処分も！）、初心者でも女の人だけでも手軽にできるのはほんと魅力だと思うよ。
うちの辺りじゃ一家に一台BBQセット持ってるけど、都会じゃ減価償却できないだろうしね。
by tom (2013-10-20 20:58)